赤ちゃんのミルクを作るときや、子どもの水分補給として活躍するのが「湯冷し」です。
湯冷しの作り方はケトルではなくヤカン、鍋などで作るのがおすすめ♪
ケトルでは除去しきれない物質があり、赤ちゃんの小さな身体には負担になる可能性があるんです。
大切な赤ちゃんには安全なものを飲ませてあげたいですよね。
湯冷しって大変そうなイメージ…
湯冷しの作り方は簡単で、保存もできるので湯冷しを使えば夜中でも簡単ににミルクを作ることができちゃうんです♪
この記事では湯冷しの作り方や保存方法などを紹介していきます!
ぜひ参考にしてみてくださいね♪
湯冷しの作り方はケトルではなくヤカンや鍋でしっかり沸騰させる
湯冷しの作り方としてケトルはあまりおすすめしません。
その理由は水道水の中にある物質が関係しています。
水道水の中には塩素やカルキ、発がん性物質のトリハロメタンがあります。
もともと日本の水道水は安心して飲めるといわれていて、大人は問題がありません。
ただ、まだ発達していない赤ちゃんの内臓には負担がかかり下痢などを起こす可能性があるんです。
そのため赤ちゃんの口に入る水は、それらの物質を取り除く必要があります。
どうしたら安全なお水を赤ちゃんにあげられるの?
そこで活躍してくれるのが「湯冷し」です。
湯冷しはお湯を冷ましたもののことです。
下記の方法で湯冷しを作れますよ♪
不純物は10分以上沸騰させなければならないので、ケトルでは十分に安全な湯冷ましが作れないんですね。
安全な湯冷しを作るにはしっかり沸騰させられるヤカンで作ることが重要です♪
赤ちゃんのミルクや、水分補給として与えることができますよ。
ホーロー製のやかんは、高価ですが、熱伝導がいいので、お湯がスピーディーに湧きます。
デザインもかわいいので、すこし面倒な湯冷し作りが楽しく、簡単になりますよ♪
湯冷しは何歳から?
湯冷しは生後2か月ごろから始めることができます。
ただ離乳食が始まる前は母乳やミルクなどで1日に必要な水分量は摂取できています!
なので湯冷しは生後5か月ごろの、離乳食を食べ始めた頃から与え始めるとよいとされています。
お風呂上りや暑い日、汗をかいたときなどにあげるとよいでしょう♪
1歳半ごろになると内臓も成長してくるので、湯冷しにこだわらなくても大丈夫になります。
湯冷しの作り方はポットなら再沸騰させることで簡単に作れる!
湯冷しの作り方はヤカンや鍋で10分以上沸騰させましょうと紹介してきました。
じつは電気ポットでも湯冷しを作ることはできるんです!
ケトルでは作らないほうがいいのに、ポットでは作っていいの?
同じお湯を沸かす家電製品なのに、と思った人もいると思います。
違いをみてみましょう。
ポット
- カルキ抜き機能があるため沸騰した後3分ほど沸かし続ける
- 何度か再沸騰させることで湯冷しとして使うことができる
- お湯が沸くまでケトルよりも時間がかかる
- 中を清潔に保てるように掃除が必要
ケトル
- 安全のために沸騰後すぐ止まるようになっている
- お湯が沸くまでポットよりも時間が短い
- 湯冷しを温めるだけなのであればケトルでも問題ない
- 中を清潔に保てるように掃除が必要
何度か再沸騰させることでポットでも湯冷しを簡単に作ることができます。
物によって機能は変わってくるので、確認しておきましょう!
ポットもケトルもどちらもメリット・デメリットがあります。
機能と合わせて検討してみてくださいね。
また、ポットもケトルも頻繁に丸洗いするものではないので、清潔に使えるようにしていきましょう♪
湯冷しの作り方を正しく行い冷蔵庫保存すると安心で便利!
湯冷しを作ったあと、保存容器に入れて冷蔵庫に保存しておくと必要なときにすぐ使うことができ便利ですよ♪
涼しい場所であれば常温保管でも大丈夫ですが、暑い時期は細菌が発生しやすくなるので冷蔵庫保存がおすすめです!
冷蔵庫に保存して、冷えている湯冷しを使ってミルクを作るととっても簡単なので、作り方をご紹介しますね♪
- 湯冷しを少量ヤカンや鍋に入れる
- 水を沸かしお湯にする
- お湯で粉ミルクを溶かす
- 湯冷しを入れ適温にする
湯冷しを使うことでお湯を10分以上沸かし続ける必要もなく、冷たい湯冷しを足すことですぐに適温にすることができます。
だいぶ時間短縮になりますよね♪
ただ湯冷しは細菌の繁殖を防いでくれる「塩素」が除去されています。
そのため24時間以内には飲み切るようにしてください。
湯冷しを保存する容器は熱いお湯を入れても大丈夫なもの、清潔なものを選びましょう!
煮沸消毒ができるものであれば、安心して赤ちゃんに飲ませることができます。
調べてみると麦茶を作るピッチャーや水筒、哺乳瓶などで保存しておく人がいました!
自分に合った保存容器を選んでくださいね♪
湯冷しが余ってしまいそうなときは、お料理や大人のお茶に使うことができます。
まとめ
- 湯冷しの作り方としてケトルは向いていない
- 湯冷しの作り方としておすすめはヤカンや鍋
- ポットで簡単に湯冷しを作ることができる
- 湯冷しを冷蔵庫で保管しておくと安心して使えて温度調整にも便利
湯冷しの作り方、気を付けること、保存方法などを紹介しました!
赤ちゃんのいる生活は楽しいことばかりではなく、気を付けなくてはいけないことも多いですよね…。
なぜ湯冷しを作る必要があるのか、水道水とは何が違うのか、参考になっていただけたら嬉しいです。
気を付けることも多いですが、手を抜きながら、楽しく子育てしていきましょう♪
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