手作りのセンサリーボトルだと、腐るのではないか…と心配になりませんか?
私は実際手作りのセンサリーボトルを作りましたが、約2年のあいだ、腐ることはありませんでした!
赤ちゃんの発達にとても良いと言われている、センサリーボトルですが、作り方はとても簡単!
センサリーボトルは、洗濯のりやグリセリン・ベビーオイルで自宅で手作りできます♪
洗濯のりやグリセリン・ベビーオイルは薬局で販売していますし、他の材料は100均で十分です!
私も、子供がお座りをはじめた生後6ヶ月ごろに、自分でセンサリーボトルを作りました。
この記事では、私が実際に作った時の経験をふまえ、腐ることがなかった作り方やセンサリーボトルの魅力を、あなたにお伝えしていきたいとおもうので、最後までご覧くださいね♪
センサリーボトルが腐る?2年たっても腐らなかった!
私がセンサリーボトルを作るときにまず心配したのが、「センサリーボトルって、腐る可能性はないのかな?」ということでした。
私はセンサリーボトルを洗濯のりと普通の水道水で作ったので、絶対に腐るとか、カビがはえると思っていたんです!
心配だったので、ネットでセンサリーボトルが腐るか、調べてみてもあまり情報が出てこないんですよね…。
でも安心してください!我が家のセンサリーボトルは、作成後2年ですが、腐るとかカビが生えることはありませんでした♪
効果があったか比較はしていませんが、少しでも腐る可能性が減るかと思い、容器(R-1)にアルコールをスプレーしよく乾燥させてから作成しました!
あくまで、私の場合は腐ることはなかったというだけなので、あなたが作るときには時々チェックして、あやしければ早めに捨てましょう!
センサリーボトルは洗濯のり・グリセリン・ベビーオイルで作り方も簡単!
センサリーボトルの材料
空の容器 | 赤ちゃんには飲むヨーグルトR-1の容器がおすすめ! 空のペットボトルや100均一で売っているトラベル用のシャンプーの容器などでもOK 念のためアルコール消毒を… |
中に入れる液体 | 洗濯のり・グリセリン・ベビーオイル・保冷剤・水のみ |
水 | 上記の液体を薄めるため |
中にいれるパーツ | ビーズ・ラメ・グリッター・カラーボール・カラーセロファン・ぷよぷよボールなど |
着色料 | 食紅がおすすめ |
瞬間接着剤 | 蓋が開かないように接着するためのもの |
テープ | ビニールテープやマスキングテープなど |
【空の容器】
容器は飲むヨーグルトのR-1の容器をおすすめします。
中に液体を入れるので、赤ちゃんにとってはかなりの重さになります。
私ははじめ、250mlのペットボトルで作りましたが、娘は全く持てませんでした。
その点R-1容器は小さいのでそこまで重くなりませんし、大きさも赤ちゃんが握りやすい大きさなので、しっかり遊んでくれますよ♪
それにR-1容器は表面がつるんとしているので、中のビーズなどが動く様子がよくみえます。
私は洗うだけだと、腐ったりカビが生えたりしないか心配だったので、アルコール消毒を行い、しっかりと乾燥させてから使用しました。
【中に入れる液体】
中に入れる液体は、いくつかあり、中のパーツの動きなどが違います。好みのもので作ってみましょう!
洗濯のり | 粘度が高いので、水とまぜる必要がある。振ると中で気泡ができ、消えるまでに時間がかかる。グリセリンと比べると透明度が劣る。どこの薬局でも安価で手に入るのでその点ではおすすめ。 |
グリセリン | 洗濯のりほど粘度が高くないので、気泡ができにくい。洗濯のりよりも透明度が高く綺麗に仕上がる。価格は500円程度と洗濯のりよりは高価。薬局によっては在庫が少なく品切れもよく見かける。 |
ベビーオイル | オイルなので、水と混ぜると2層になって綺麗。着色すれば、2色のカラーボトルになり、癒される。捨てるときには下水に直接流せない。 |
保冷剤 | 水と混ぜる必要あり。中のパーツは動きにくい。保冷剤を使用する場合は、ジッパー式の保存バッグに保冷剤の中身をいれて、ラメやビーズなどをいれ、ぷにぷにした感触を楽しむ方法がおすすめ。お座り前の赤ちゃんでも楽しめる。破れると危険なので、袋は2重にして、かつ赤ちゃんが自分で開けないように注意! |
水のみ | 粘度はないので、ゆらゆら動くいわゆるセンサリーボトルの良さはあまりなし。最大の利点はすぐに手に入りお金がかからないことと、処分が簡単なこと。 ビーチグラスや貝など、少し重いものをいれると、キラキラして綺麗で、カラカラと音を楽しむ方法もある。 |
いかがでしょう?各液体のご紹介をしましたが、私のおすすめは、その材料が余った時の使い道があるか?ないか?で決めるのことです。
あなたがもし洗濯のりを使用しない場合は、グリセリンかベビーオイルをおすすめします!
私は洗濯のりで作ったのですが、大量に洗濯のりが余りました。
洗濯のり・グリセリン・ベビーオイルは、販売されている量が多いので、センサリーボトルを作っても余ってしまいます。
でも、わたしは洗濯をするときに、洗濯のりは使わないので、処分方法にとてもこまりました。
グリセリンやベビーオイルなら、お肌にぬることができたのに…と後悔したので、ぜひ参考にしてくださいね。
ベビーオイルは、ポンプ式の方が容器に入れる時に便利でおすすです。
【水】
洗濯のりやグリセリンは粘度が高いので、水と混ぜてつかいます。
またベビーオイルを水と混ぜると2層にわかれてとても綺麗にしあがります。
水道水で十分なので準備しましょう。
【中に入れるパーツ】
中にいれるパーツは、なんでもOKですが、食べ物は腐るかもしれないのでやめておきましょう。
軽いものと、重いものを混ぜると、バラバラに動いて綺麗です。
軽いものばかりを入れると、浮いてしまって思うような動きをしないので、少し重いパーツも入れましょう。
100均の手芸品売り場の他に、化粧品売り場に行くと、ネイルコーナーにラメやスタッズなどのパーツが並んでいます。
意外なものが綺麗だったりするので、色々考えるとたのしですよ♪
【着色料】
着色料は食紅がおすすめです。赤、青、黄を購入しておけば、たくさんの色が作れますし、透明度が高く綺麗です。
【瞬間接着剤・テープ】
容器の口が開かないように瞬間接着剤で固定し、さらにテープを巻きます。
赤ちゃんはある日突然、今までできなかったことができるようになります。
生後6ヶ月の赤ちゃんでも、条件がそろえば、ペットボトルのキャップを開けこともあるんです!
もし開けてしまったら、中の洗濯のりなどの液体や、ビーズなどを食べてしまい、危険です。
ですので、必ず口の部分は瞬間接着剤でしっかりと固定しましょう。
瞬間接着剤でしっかりと固定できていれば、テープはマスキングテープでも十分です。
ビニールテープの方が、より固定しやすいので、心配な方はビニールテープを用意しましょう。
センサリーボトルの作り方
- 必要物品を準備
- 容器に用意したパーツを入れる
- 容器を液体でみたす
- 追加でパーツをいれて、仕上げる
- キャップをして瞬間接着剤でしっかりと固定する
- テープでキャップの部分を巻いて固定する
作り方は簡単で、パーツをいれて、液体をいれて、しっかりと蓋を固定するだけです。
この液体の割合が結構重要で、粘度が高すぎると中のパーツがうまく動きません。
洗濯のり・グリセリンと水の割合は決まったものはありません。
液体(洗濯のりやグリセリン)の粘度や、中にいれるパーツの重さによって、1番良い割合は変わります。
用意した液体と水をうまく混ぜて、綺麗にパーツが動く状態を作りましょう。
私の場合は、洗濯のり:水=6:4くらいでちょうど良い感じでした!
パーツは、ラメは入れすぎると透明感がなくなり、あまり綺麗ではありません。
欲張りすぎず、空間を意識して作成する方が、綺麗に作れるので、ぜひ色々なパターンを作ってみてくださいね♪
センサリーボトルの効果やねらいは心の安定!
- イライラを抑え、気持ちを落ち着かせる
- 握る力がつく
- 音楽にあわせるとリズム感も養える
センサリーボトルは、モンテッソーリ教育の1つです。
センサリーボトルの中を、カラフルでキラキラしたビーズがゆらゆらするのを見ることで、気持ちを落ち着かせる効果があります。
私がはじめてセンサリーボトルを作ったのは娘が6ヶ月のころでしたが、その頃は動くのが楽しいようで、じっと見つめてはよろこんでいました。
そんな娘も、現在は2歳でなので、絶賛イヤイヤ期のピークを迎えています。
もう2歳になると、ペットボトルにビーズが入っているだけのおもちゃはもう遊ばないのではないか?と思い処分しようとしたことがあります。
すると、「捨てないでほしい」とすごく泣かれました。
実際、娘が遊んでいるのを観察していると、時々自分でセンサリーボトルを持ち出して、寝転んで楽しんでいるんです!
そして、癇癪(かんしゃく)をおこして、大泣きしている時も、センサリーボトルをさりげなく横において、1人にすると、寝転んでコロコロしている間に、不思議と落ち着いたりします。
もちろん毎回ではないですし、赤ちゃん全員にあてはまる訳ではないです。
でも、私は「子供のイライラや怒りをしずめたり、落ち着かせたりする効果がある」と言われるセンサリーボトルの効果を実感しています。
生後6ヶ月のころには、R-1の容器でも持つのは大変!子供番組の音楽にあわせて持たせれば、握る力やリズム感も養えておすすめですよ!
センサリーボトルの捨て方は地域のルールで!
センサリーボトルを作るときに頭をよぎるのが、「使わなくなったときにどうやって捨てよう…。」ということですよね?
多くの自治体はごみの分別が進んでいるので、捨て方はその地域のルールにしたがわなければいけません。
蓋の部分は瞬間接着剤で固定されているので、本体部分をカッターで切り、中身を捨てましょう。
ザルなどにあけて、パーツと液体を分けるとよいですよ。
液体は、洗濯のりやグリセリンはそのまま流してもOKです!
ベビーオイルや保冷剤は、そのまま流せないので、新聞紙やキッチンペーパーに染み込ませて、可燃ごみで捨てましょう。
センサリーボトルの捨て方は、少し面倒ですが、ながくお世話になった大切なおもちゃなので、最後まできちんと処分しましょう!
まとめ
- センサリーボトルをが腐るのを防ぐために、念の為容器にはアルコールスプレーをする
- 手作りのセンサリーボトルは2年経っても腐ることはなかった!
- センサリーボトルの作り方は、洗濯のりやグリセリン・ベビーオイルなど身近にあるもので簡単につくれる
- センサリーボトルの容器はR-1、中の液体はグリセリンかベビーオイルがおすすめ
- センサリーボトルの効果やねらいは、心を落ち着かせたり、にぎる力やリズム感が身についたりと良い効果がたくさん!
- センサリーボトルの捨て方は自治体のルールにしたがおう!
センサリーボトルは思うほど簡単には腐ることはないので、安心して手作りしましょう!
センサリーボトルの作り方はとても簡単です。少し大きなお子さんであれば、作り方を説明すれば一緒に作ることもできますよ♪
おすすめしているグリセリンやベビーオイルなら、一緒に作る時も比較的安心してつくれますよ。
ぜひオリジナルのセンサリーボトルを作って、お子さんと一緒に楽しんでくださいね♪
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