うちの子イヤイヤ期がとてもひどくて…。心配になっちゃう…。
イヤイヤ期がひどい子は、感情が豊かで、自立心の強い子が多いんですよ♪
終わりの見えないイヤイヤ期…つらい毎日を過ごされている方は多いのではないでしょうか?
私も、3歳を迎えたばかりの絶賛イヤイヤ期のモンスターと毎日戦っています。
イヤイヤ期が落ち着いてきたかも?と思うと、次の日にはよりパワーアップしたイヤイヤ期がやってきたこともあり、まさに一歩進んで二歩下がっているような毎日です(笑)
そんな毎日を過ごしていると、つい感情的になって叱ってしまうことが多くなり後悔の日々…。
”受け止める”対応でニコニコ過ごしながら乗り越えられたら嬉しいですよね♪
この記事では、イヤイヤ期がひどい子の原因を探りながら、合わせて対策もご紹介していきます!
イヤイヤ期がひどい子の特徴が知りたい!!
イヤイヤ期がひどい子の特徴は自立心の高い感情の豊かな子が多いです!
イヤイヤ期がこんなにひどいのはうちの子だけなのではないだろうか…。
私は、娘にイヤイヤ期のきざしが出はじめた1歳頃から毎日そう思いながら過ごしていました。
ですが、同じくらいの子どもを育てている方にお話を聞くと、みなさん口をそろえて「うちの子が一番ひどいと思うよ!」と言っていました。
みんな同じように悩んでいるんだね!
同じように悩んでいるお母さんが考えるのが、イヤイヤ期がひどい子にはなにか特徴があるのだろうか…ということです。
そこで、イヤイヤ期がひどい子の特徴を、性格や状況と行動にわけて見ていきましょう!
イヤイヤ期がひどい子の性格や状況
【①感情表現が豊かな子】
感情表現が豊かな子だからこそ、『嫌だ~!!』という気持ちをありのままに表現できるのです。
感情表現が豊かなことは素晴らしいことですよね。
そう考えると、なんだか愛しく思えてきますよね♪
【②自分でやりたい気持ちが強い子】
自分でやりたいのに上手くできないもどかしさや悔しさがイヤイヤにつながるのです。
最終的に、『自分でできた!!』という達成感を味わえるようにサポートをしてあげたいですね♪
【③イヤイヤ期に該当する時期に弟や妹ができた子】
弟や妹ができると、子どもながらに知らず知らずのうちに我慢をしているものなのです。
その寂しさや自分を見てほしい気持ちがイヤイヤにつながることが多くあります。
私の周りでは、一人目はイヤイヤ期がなかった気がするのに二人目はイヤイヤ期がひどいという声が多くありました。
我が子のSOSを見逃さないようにしたいですね!
イヤイヤ期がひどい子の行動
ここからはイヤイヤ期がひどい子に多く見られる行動を紹介します。
代表的な行動としては、癇癪があります。
スーパーや道路、公園の出入り口で寝そべって泣いている子を目にしたことはありませんか?
あの光景も癇癪のひとつです。
もちろん、私の娘ももれなく寝そべって泣きます(笑)
泣き始めてしばらくすると、本人もどうして泣いているのか分からなくなってしまったり、
泣き止み方が分からなくなってしまったり、だんだん可哀想になってきます。
癇癪以外には、物を投げる、叩く、噛む、なども多く見られます。
イヤイヤ期がひどい子の特徴と3歳児との関係
子育て中の多くの親を悩ませるイヤイヤ期ですが、一般的には1歳半頃からはじまり、2歳になる頃にピークを迎え、3歳ごろには落ち着くと言われています。
イヤイヤ期は、心理学的には”第一次反抗期”とも呼ばれますね。
”魔の2歳児”という言葉を耳にしたことはありませんか?
イヤイヤ期のピークが2歳頃という事から発生した有名な言葉です。
一般的には3歳である程度落ち着くと言われていますが、その理由としては、”言葉の発達”が大きいです。
言葉が発達することで、『嫌だ!!』という思いだけでなく、どうして嫌なのか、どうしたいのか、など子ども自身の感情を上手く伝えられるようになるからです。
自分でやりたいのにできないときには、どこを手伝ってほしいかを伝えられるようになってきます。
そのことによって、それまであったもどかしさが取り除かれていくんですね。
先ほどイヤイヤ期がひどい子の特徴はをお伝えしましたが、そのような子はこの時期になると自分の要求を言葉で伝えられるようになり、急に落ち着いてきます。
3歳児は、言葉が爆発的に増える時期で、対大人でも日常会話が成り立つようになります。
2歳児は赤ちゃん感が残りますが、3歳児にもなるとどんどん幼児に成長していきますね。
3歳児にもなると親や周りの大人も、子どもとの会話を楽しむことができるようになり、子育ての上での新しい楽しみができるころですね。
子どもとの会話を楽しむことができるようになってきたら、イヤイヤ期の出口はもうすぐそこにありそうです♪
もちろん、個人差があるので一概には言えませんが、ひとつの目安として覚えておくとイヤイヤ期と向かい合う上で少し楽かもしれませんね♪
イヤイヤ期がひどい子でも将来への影響なし!
イヤイヤ期がひどい子で悩んでいるという家庭において、不安に感じられているのは、将来への影響です。
たくさん不安なことが思い浮かびますよね?
将来はわがままな子になってしまう?
気に入らないことがあると物を投げる子になってしまうかも?
人を叩いたり蹴ったり、暴力的な子になってしまったらどうしよう!
大丈夫!そんな心配は必要ないから安心して♪
イヤイヤ期がひどい子だからといって将来への悪い影響はありません。
イヤイヤ期がひどい子のように、「嫌だ!!」と言いながら癇癪を起こす大人はいないですよね?
これは極端すぎる話ですが、成長の過程において、ルールの中で生きていくことや暴力はいけないことなど、様々なことを学んでいきます。
気に入らないことや思い通りにいかないことがあっても”折り合い”をつけられるようになるんですね。
親として、その過程を見守りながら必要に応じて手助けをしていくと良いのではないでしょうか。
ここで朗報です!!悪い影響はありませんが、良い影響はあるかもしれません♪
ドイツの心理学者ヘッツァーによると、第一次反抗期に強い反抗があった子100人となかった子100人を比べたところ、青年期の意思の強さに違いが見られたそうです。
強い犯行があった子100人のうち84人がしっかり自分の意思を持ち自己判断できるのに対し、反抗がなかった子100人ではその中の16人しかその傾向が見られませんでした。
山下俊郎 幼児心理学
このように、長い目で見るとイヤイヤ期がひどいことは将来的にはプラスに働く可能性が出てきます♪
成長してからも、自分の意思をしっかりと持ち、自己判断自己表現ができることにつながっているのです!
そう考えると、今目の前にあるイヤイヤ期という現実と、広い心で向き合えそうですよね♪
イヤイヤ期がひどい子への対処法をご紹介
さて、いよいよイヤイヤ期がひどい子への対処法のご紹介です♪
私は以前、保育士として働いていました。保育士として働く中でイヤイ期の子どもと接する際は、ひどい子に対しても、とても冷静に対応できていました。
ところが、自分の子どものイヤイヤ期には広い心でいられないのです(笑)
ですのでここでは、元保育士からの目線ではなく、親としての目線で対処法を紹介していきます。
絶対にやってはいけない対応
まずは、イヤイヤ期がひどい子に、絶対にやってはいけない対応です。
- 命令すること
- 否定すること
- 感情的に叱ること
- 交換条件を出すこと
- 脅すこと
これらはどれもやってしまいがちな対応ですよね。
どんなに小さくても、子どもには意思があり、行動しています。
なのに、「〇〇しなさい!」と命令したり、「それはダメ!」と否定したり、感情的に叱ってしまったりする…。
これらは、その後子どもが自分の気持ちを話したり自分でやろうとする意欲を失ってしまいます。
交換条件を出すことは、切り替えがうまくいくように感じますが、もう少し大きくなってから、お友だちにも交換条件を出して解決しようとする心配があります。
脅すことは、”〇〇が怖いから言うことを聞かなきゃ”という解釈をしてしまいます。そのため、根本的な解決にはならないのです。
私たち親も人間なので、うまくいかないことも多いですが、意識しておきたいポイントですね。
効果的な対応
ここからは、効果的な対応を紹介していきます。
- ”イヤ!”という気持ちに共感する
- 子どもの気持ちに寄り添う
- 抱きしめる
- 自分でやりたい場面では見守る
- 気持ちの切り替えがうまくいくように手助けをする
- 分かりやすいルールを話す
共感すること、寄り添うことは、イヤイヤ期のどんな状況においても絶対に忘れず意識していきたい対処法です。
子ども自身も、訳もなくイヤイヤしているわけではなく、なにか意思があってイヤイヤしているのです。
その気持ちに共感し、寄り添うことで、自分の気持ちを分かってもらえたと感じることができます。
イヤイヤ期の期間だけではなく、子どもは親から抱きしめられると安心できます。
愛されていると実感し、安心することで気持ちが落ち着きます。
イヤイヤしたり、泣いたり、どうしようもないときにはまず抱きしめてみませんか♪
自分でやりたい場面では見守るのは親としては難しいですよね?
しかし”自分でやりたい”という状況ですぐに手伝うと、せっかくのやりたい気持ちをなくしたり、ますますイヤイヤしたりする可能性があります。
子どもの力を信じ、見守ってあげましょう!
どうしてもうまくいかないところは少しだけ助けて、最後にはまた子ども自身がやり遂げられるようにします。
達成感を感じさせてあげるのがポイントです♪
気持ちの切り替えの手助けや分かりやすいルールを話すことも大切です。
今目の前にやりたい物事があるのに次の行動に移るということは子どもにはとても難しいことです。
あと一つ積み木を積んだらお片付けをしようね。
あと一つお菓子を食べたら着替えよう!
など、親側がしてほしいことだけを提示するのではなく、子どもが受け入れるやすいようにお話ししてみましょう。
”あと一つは良いんだ!”と思えることで、子ども自身も気持ちの切り替えがうまくいきます。
大人でもいきなり取り上げられると嫌だよね?あらかじめ予告することが大事なんだね♪
イヤイヤ期には便利グッズもあります。
歯磨きイヤイヤに使えるグッズや手を繋ぐのを嫌がるときにつかうグッズなど…悩み別にイヤイヤグッズを使うのもいいですね♪
イヤイヤ期についてはこちらの記事も参考にしてくださいね♪
まとめ
- イヤイヤ期とは一般的に1歳半頃から始まり2歳になる頃ピークを迎え3歳を過ぎると落ち着く
- 感情表現が豊かな子や自立心が強い子がイヤイヤ期が強い傾向にある
- イヤイヤ期がひどい子でも、将来に悪い影響はない
- イヤイヤ期の子にしてはいけない対応は否定、脅し、命令、感情的に叱ること!
- イヤイヤ期がひどい子に効果的な対処法は寄り添う、共感、見守り、抱きしめること♪
イヤイヤ期がひどい子は、感情表現が豊かという素晴らしい特徴がありましたね♪
将来的にも良い影響が出る可能性が高いことが分かりました!
イヤイヤ期をプラス要素と捉えてイヤイヤがひどい時期も可愛さに変え、ニコニコ過ごしていけたら素敵ですね。
私自身も今目の前にいるイヤイヤ期のモンスターをたくさん抱きしめたいと思います♪
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