卵黄だけ使って行き場の無い卵白を消費するためにメレンゲクッキーを作った人も多いはず!
しかし作ってみると「メレンゲにならない…」できあがると「表面にヒビが入っている…」や「時間が経つと表面がベタベタする」と失敗ばかり続きませんか?
メレンゲクッキーが失敗する原因は、容器が濡れていないか?乾燥不足か?メレンゲの泡立ちがゆるい?とさまざま!
メレンゲクッキーは卵黄と砂糖の2つの材料でできるお菓子ですが、意外にデリケートなお菓子なんですね。
今回はメレンゲクッキーが失敗する原因やメレンゲクッキーを失敗しない作り方を紹介します。
メレンゲクッキーを失敗しちゃった時のリメイクレシピも紹介するので、楽しくお菓子作りしちゃいましょう♪
メレンゲクッキーが失敗する原因は?

メレンゲクッキーが失敗する5つの原因です。
- 器具に水分や油分がついている
- グラニュー糖以外の砂糖を使っている
- メレンゲの泡立ちがゆるい
- オーブンの温度が高い
- 加熱後すぐに取り出した
1つでも当てはまっているとメレンゲクッキーは失敗しちゃいます。
失敗する原因と対処法を紹介していきます。
器具に水分や油分がついている
器具に水分や油分が少しでも混ざってしまうとメレンゲが泡立ちにくくなります。
卵白を入れる前にボウルや泡だて器が濡れていないかチェックしましょう!
また卵を割るときも卵黄が入らないように気をつけてください。
卵黄にはレシチンという油脂分が含まれていて、卵白に少しの卵黄が混ざると泡立ちが悪くなりますよ。
グラニュー糖以外の砂糖を使っている
どんな料理でも使いやすい「上白糖」や煮物に和食料理に合う「三温糖」でも問題はありませんが、お菓子料理に最適な「グラニュー糖」をおすすめします。
ただ、上白糖や三温糖は保水力が高く、焼きあがった後に砂糖が溶けきれず表面がベタベタになりやすくなります。
グラニュー糖は、卵白に溶けやすく表面がベタベタになりにくい!
なのでメレンゲクッキーを作るときは、グラニュー糖を使いましょう。
メレンゲの泡立ちがゆるい
メレンゲは角が立つまでしっかりと泡立てましょう!
しっかり泡立てるというのは、ボウルを逆さにしてもメレンゲが落ちないことを言います。
泡立ちがゆるいまんま焼いてしまうと中に湿気が溜まりサクサクに仕上がりません。

はじめは、泡を立てる目安が分からず画像のような泡立ちのゆるさで焼きました。
時間が経つと表面がベタベタになり、食べると歯にくっつきました。
手動でもいいですが、体力勝負なのでハンドミキサーで泡立てるのをおすすめします。
メレンゲが固まったなと思ったらボウルを逆さにして落ちてこないか確認しましょう!
オーブンの温度が高い
低温でじっくりメレンゲの水分を抜くことで、サクッとして口の中でシュワっと溶けるメレンゲクッキーができます。
オーブンの温度が高いまま焼くと水分が抜ききれず中が生焼けになり、砂糖が入っているので焦げたような見た目になってしまいます。
オーブンの温度は80~100度がおすすめです。
ですがオーブンの種類によって最低温度が110度までしか設定できない場合もあるので、余熱なしで焼くかレシピより-10分で焼くなど工夫が必要ですね。
加熱後すぐに取り出した
できあがるとすぐに食べたくなりますよね。
食べてみるとメレンゲクッキーがフニャフニャして、焼き不足かな?と悩むと思いますが、冷ますことでサクサクになります。
加熱後も粗熱が取れるまでオーブンの中に入れておくのがポイント
メレンゲクッキーを失敗しない方法をご紹介♪

メレンゲクッキーは紹介した対処法を参考にすると失敗しません♪
【下準備】
オーブンを100度に余熱しておく
【準備するもの】
- 卵白 1個
- グラニュー糖 50g

①卵白を角が立つまで泡立てる

②グラニュー糖を2~3回に分けて入れる
(写真は泡立つ前に入れていますが、角が立ってから1回目をいれてください)

③メレンゲを絞り袋に入れる

④クッキングシートをひいて絞り出す

⑤100度のオーブンに60分焼く
⑥加熱後は熱が下がるまでオーブンの中に入れっぱなしでOK

参考にして試してみてください♪
メレンゲクッキーを保つ方法
メレンゲクッキーが成功したのにタッパーに入れて冷蔵庫に保存したら、翌日には歯にくっつくようになります。
原因は湿気です。
卵白とグラニュー糖だけのレシピは1番基本ですが湿気に弱く食感が落ちます。
容器に乾燥剤も一緒に入れてくださいね。
乾燥剤がない場合は、基本レシピにコーンスターチや片栗粉を入れるレシピがあります。
食べてみると粉っぽさは残りますが、湿気に強く少し日持ちします。
メレンゲクッキーに失敗してしまったらリメイクレシピで再利用♪

卵白とグラニュー糖のレシピで失敗してしまった場合は、ドリンクに浮かべる方法もあります♪

温かい飲み物とメレンゲクッキーの組み合わせは、とっても合いますよ★
またメレンゲクッキーを砕いて砂糖の代用としてお菓子作りするのもいいでしょう♪
中が生焼けでも消費期限が過ぎていなければ食べられます。
メレンゲクッキーを作るのを失敗しても使い道があるので捨てずに再利用してくださいね。


まとめ

- メレンゲクッキーは卵白とグラニュー糖というシンプルな材料で作れる
- 失敗しない方法は、卵白をしっかり泡立てる
- 焼くときは、低温で長時間乾燥させる
- メレンゲクッキーは湿気に弱い
- 保存方法は乾燥剤と一緒にいれる
- メレンゲクッキーを失敗しても再利用できる
メレンゲクッキーを失敗しない方法は、卵白をしっかりと泡立てることが大事だと分かりましたね。
適当にメレンゲクッキーを作ってしまうと成功しません。
メレンゲクッキーはデリケートなお菓子なのでレシピを見て、家にあるオーブンの温度を調べて挑戦してみましょう♪
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