お風呂のお湯を貯めたままにしたほうが冬場はよいと聞いたけど、なぜなんだろう?
お風呂のお湯を貯めたままにすることで冬の寒さによる配管の凍結や、給湯器の故障を防ぐことができます!
「冬はお風呂のお湯を貯めたままでよい」と寒さがきびしい地域の人は聞いたことがあるのではないでしょうか?
私は祖母が東北地方に住んでいて、冬遊びに行くと言われていました。
冬はきびしい寒さのせいで配管の凍結や給湯器が故障して水が出なくなり、お風呂にお湯を貯めることができなくなる可能性があります。
今回はなぜお風呂のお湯を貯めたままにすると冬の凍結や故障を防ぐのか、また凍結したときの対処方法などをご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね♪
お風呂のお湯を貯めたままにすると冬でも配管が凍結しない理由♪
外気温が氷点下などのきびしい寒さのとき、1番気をつけることは配管が凍結(凍って)しまうことです。
配管が凍結してしまうと、水が出なくなるので、お風呂にお湯を貯めることができません!
寒いのに凍結が溶けるまでお風呂に浸かれないのはとてもツライ…。
お風呂のお湯を貯めたままにすると冬の配管の凍結を防ぐことができるんです!
じつは給湯器には外気温が低くなると凍結を防ぐために、残り湯を使い自動で配管の中に水を循環させて水流を作る機能があります。
水は動いていると凍りにくいため、水の循環のおかげで配管の凍結を防げるということです♪
お風呂のお湯を貯めたままにするときに冬場は気温差で結露ができやすくカビができてしまうので、換気扇を回しておきましょう!
結露を水切りすることでカビが生えるのを防ぐことができるので、ぜひ参考にしてみてください♪
カビができてしまったときはこちらの記事を参考にしてみてくださいね!
お風呂のお湯を貯めたままにするのがイヤな人は水でもOK
私の家は5人お風呂に入るので、お風呂のお湯を貯めたままにしておくことは少し抵抗があります…。
洗浄剤を使えば残り湯でも、きれいに使うことができますね♪
それでも入浴後すぐに掃除をしたい人や、水あかなどが気になる人は残り湯を使わなくて大丈夫です!
お湯を捨てて掃除をしてからまた水を貯めれば、配管の凍結を防ぐことができるんです。
水を貯めるときは写真にある、追い炊きのときにお湯が出てくる「循環フィルター」の5cmほど上まで貯めてください。
貯めるのはお湯ではなく、水で問題ありませんのでガス代を気にしなくてよいのは安心ですね♪
お風呂のお湯を貯めたままにすると給湯器の故障を防げる!
機械関係はむずかしくて、よくわからないんだけど…。
2つの機能について簡単に説明していきますので安心してくださいね♪
給湯器の凍結を防ぐ2つの機能とは?
給湯機にはヒーターや水流を使い、凍結を防ぐ機能が2つあるのでご紹介します!
- ①ヒーターを使い凍結を防ぐ機能
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家の外にある給湯器の中にヒーターがあり、配管(水が通る管)を温めることで凍結を防ぐ。
- ②水の流れを作ることで凍結を防ぐ機能
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配管の中を水が循環することで水流ができ凍結を防ぐ。
このときに循環する水は、お風呂に貯めたままの残り湯(または水)。
どちらの機能も外気温が、凍結してしまうような低い気温まで下がることで作動します!
②はお風呂のお湯を貯めたままでいないと水が吐き出されるばかりで吸い込む水が無く、配管の中に空気が入ってしまいます。
空気が入るとポンプが空回りをし、その音は給湯器が故障したと勘違いをする人がいるほど大きいようです。
気にしないようにしても聞こえてくるレベルの音のようですよ…。
お湯張り機能(自動でお湯を貯める機能)がある給湯機であれば、お湯張りのときに空気が出るので心配いりません♪
しかしお湯張り機能がない給湯器は、自分で空気を抜く作業が必要になってきます。
給湯機によって作業内容が変わるのでよくわからず作業をしたら、給湯器を壊してしまった…などあるようです!
お風呂のお湯を貯めたままにすれば空気が入らないから、作業の必要がなく給湯器を壊してしまう心配もないね♪
お風呂のお湯を貯めたままにせず凍結してしまったときの対処方法
お風呂のお湯を貯めたままにすることを忘れて配管が凍結してしまったときは、凍った水を溶かす作業が必要になります。
給湯機に追い炊き機能があるかないかで作業内容が変わってきますのでそれぞれご紹介しますね♪
追い炊き機能がある給湯器の凍結の対処方法
凍結するような配管は床の下にあることが多いので、直接温めることはできません。
なので、浴室内の室温を上げることで対処することができます!
浴室乾燥機があるのであれば動かし、ないのであれば浴槽に熱いお湯を貯めておきましょう!
少し時間がかかってしまうかもしれませんが、お湯が循環することで凍結を溶かすことができますよ♪
追い炊き機能がない給湯器の凍結には呼び水をする必要がある
「呼び水」の方法について簡単に説明していきますね♪
- 循環フィルターのふたを外しておく
- 循環フィルターの上まで水を貯めておく(空気が抜けるのがわかるため)
- 吹き出し口にホースなどを押し当てて水を流す
水量を調節できるホースだと、お風呂を傷つけることなく安心して使えますよ!
呼び水のくわしい方法は、給湯器の取扱説明書に書いてあるので確認してみてください。
むずかしいと思うときは無理に呼び水をせず、業者さんにお願いしましょう♪
業者さんの料金は5,000円~10,000円ほどが相場のようです。
少し値が張ってしまいますが無理やり対処して、壊してしまったら時間もお金もよけいにかかってしまいますからね!
まとめ
- お風呂のお湯を貯めたままにすると冬場の寒さでおきてしまう配管の凍結や給湯器の故障を防ぐことができる
- 給湯器には凍結予防機能が備わっている
- 万が一凍結してしまったときは対処方法があるがむずかしいと思うのであれば業者に依頼する
今回はお風呂のお湯を貯めたままにすると冬の寒さでも配管が凍結しない理由や、凍結したときの対処方法をご紹介しました!
冬の寒い中、お風呂に入ることができないのはツライですよね…。
お風呂によって機能や対処方法は違いますので、くわしく知りたいときは取扱説明書を見てくださいね♪
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