うちの子、もうすぐ3歳なんだけど、でんぐり返しは何歳から練習させるのがいいの?練習させるときに失敗して怪我をしたらどうしよう…。
身体を使った運動として、誰もがやったことがある「でんぐり返し」ですが、何歳からできるのか気になりますよね?
実は運動機能が備わってきた、3歳ごろから練習するのがおすすめなんです!
小さな身体でころんと転がる姿はとてもかわいいですよ♪
でんぐり返しをすることは、子どもの成長にとってたくさんのメリットがあるんです。
でもケガをしてしまわないか心配になったり、どう教えてあげたらいいのかわからなかったりしますよね?
この記事では、でんぐり返しを練習するのは何歳からがいいのか?とその方法や注意点などを紹介していきます!
ぜひお子さんのでんぐり返しの練習に役立ててくださいね♪
でんぐり返しは何歳からできる?
でんぐり返しが何歳からできるかと言うと、だいたい3歳ごろからだと言われています。
「でんぐり返し」はマット運動の前転と同じです。
ただ前転という言葉は体操競技としての意味が強くなり、小さい子どもがする前転のことを「でんぐり返し」ということが多いようです。
1~2歳を過ぎると、1人歩きが上手になってきて身体を使うことが楽しくなってきます。
しゃがんで小さくなったり、かえるのように飛び跳ねたり、でんぐり返しにつながる運動をします。
3歳ごろになると身体に筋肉が付き、身体の使い方がわかるようになり、でんぐり返しができるようになる子が多くなってきます。
ただ3歳ごろって楽しいと、つい周りが見えなくなってしてしまいますよね。
そうすると、転がったとき壁などにぶつかってしまい、ケガにつながる恐れもあります。
でんぐり返しを覚えた子が、道や公園などででんぐり返しをしてしまい、飛び込み前転のようになってけがをした、などよく聞きます。
実際、私も子どもにかかと落としをされました。笑
そこで、ケガをしたり危険がないように、注意したいことを下にまとめておきます。
- 転がっても安全な環境をつくってあげる。
- 年齢や発達に合わせたサポートをしてあげる。
- 目を離さないで見ていてあげる。
ぜひ側でサポートやアドバイスをして、できたらたくさん褒めてあげてください♪
練習にはマットがあると安心です。マンションでも気にせず練習できますし、怪我の予防にもなります!
でんぐり返しをすることでいい効果がある!
でんぐり返しをすることで体に次のようなメリットがあるといわれています。
- 転んだときの受け身が上手になる
- バランス感覚が取れるようになる
- 乗り物酔い防止になる
でんぐり返しをしながら子供の成長にもいい効果があるなんて嬉しいですよね!
【転んだときの受け身が上手になる】
子供はよくつまづいたりして転んでしまいますよね。
でんぐり返しを覚えると、転びそうになったときにとっさに手を出して顔や頭をケガから守る、受け身をとるのが上手になるんです!
大きな怪我を防ぐことになるので、大きな利点ですね♪
【バランス感覚が取れるようになる】
何歳からでんぐり返しの練習を始めても最初のうちはまっすぐ転がることは難しいです。
それは転がったときに身体の軸を意識することができずバランスが崩れてしまうからです。
何回も練習していると軸を感覚的に捉えられるので、バランス感覚が取れるようになっていきますよ。
【乗り物酔い防止になる】
乗り物酔いは3歳ごろからはじまると言われています。
乗り物酔いは、車や電車の揺れや振動などの慣れない動きによって、平衡感覚が乱されることが原因の1つです。
でんぐり返しは下を向いたり、回転したりと普段の生活ではなかなかしない体勢になるため、平衡感覚を鍛えられる動きと言われています。
小さいうちからでんぐり返しで平衡感覚を鍛えることで乗り物酔いが軽減されると言われています。
体調を整えておくことも大事ですが、でんぐり返しも乗り物酔い防止の1つとなります。
でんぐり返しは何歳から練習する?3歳ごろがおすすめ!
でんぐり返しの練習は何歳から始めるのがいいかと言うと、3歳ごろからがおすすめです。
3歳ごろになると、自分の身体の筋肉をつかって力を入れたり、関節を使って動かすことが上手になってきます。
それに、大人やお友達のお手本を見てマネしてみたり、言葉で説明したことへの理解もできてくるので、練習を始めるタイミングとしては3歳ごろがおすすめなんですね!
ただ、何歳から始めるにしても、いきなりやらせてできる子はなかなかいません。
何歳からでも、最初のうちは補助をしてあげながら、段階的に練習してみましょう!
でんぐり返しの練習をしてみよう!
でんぐり返しは、次のような流れになります。
- 両手を地面につける。
- 回転する。
- 起き上がる。
1つずつポイントを入れながら解説していきますね。
STEP1.両手を地面につける
膝を合わせた状態でしゃがみます。
両手を大きく開いて肩幅の広さに開き、足の近くにつけます。
お尻を高く上げます。
目線はおへそです。あごを引いて頭と背中を丸めます。
STEP2.回転する
地面につけた両手に体重を均等にかけていきます。
後頭部を地面につけます。頭頂部やおでこではなく後頭部です。
つま先で地面を蹴り上げて回転します。
STEP3.起き上がる
転がった勢いで両足をつきます。
前を向いて起き上がります。
最初のうちは回転して起き上がれずお尻がついてしまっても全く問題ありません。
少し慣れてきたら起き上がりまで挑戦してみてくださいね♪
でんぐり返しは何歳からできる?個人差もある!
でんぐり返しは3歳ごろからできると書いてきました。
これは一般的には3歳ごろからというだけで、3歳だからできなくてはいけないというわけではありません。
ハイハイをしたり、歩き始めたり、言葉を話すことはその子によって始める時期が違います。
でんぐり返しも同じで、できる年齢には個人差があります。
早い子は1歳ごろから手を床につけて足の間から顔を覗かせたり、そのままころんと転がったりします。
逆に4~6歳ごろになっても、でんぐり返しをするそぶりすら見せない子もいます。
何歳だからできる、何歳から練習をしなくてはいけない、とはあまり考えず子供のペースで段階的に進めてあげてください。
子どもの運動能力を伸ばすにはこのようなバランスブロックもおすすめです。
スペースがあまりない場合はこのようなバランスボードもおすすめです。
うちはこちらにしましたが、ゆらゆらしたり、すべり台にしたり、寝転んでゆらゆらしたり…楽しんでいます。
まとめ
- でんぐり返しは、3歳ごろからできるようになる子が多い。
- 練習は身体の使い方や言葉への理解が成長した、3歳ごろから始めるのがおすすめ。
- でんぐり返しが何歳からできるのかは、その子によって違う。
子供は身体を使った遊びが大好きですよね。
でんぐり返しは普段の生活の中では経験しない、複雑な動きが多い運動です。
意外と工程が多いことに驚いた人もいるのではないでしょうか。
でんぐり返しが何歳からできるのかは、個人差があるので、その子に合わせて練習するのがいいですね♪
きっと何歳から練習をはじめても、子供には刺激的な遊びで、楽しんでやる子が多いと思います。
できたらたくさん褒めて、どんどんチャレンジさせてあげてくださいね♪
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