1301株とシロタ株の違いは?あなたに合う乳酸菌飲料の選び方!

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1301株とシロタ株。名前はなんとなく聞いた事があるかもしれませんが、何が違うのかご存じでしょうか。

実はどちらも同じ『カゼイ菌』の仲間で、効果が少し似ている乳酸菌です。

カゼイ菌とは整腸作用があるうえに、生きたまま腸に届くので、お薬の整腸剤として処方されることもあるほど、すごい菌なんです!

ただカゼイ菌に属する株は数種類あり、株によって効果も似ているようでさまざま。

私自身お腹を下したかと思えばお通じがなかなか…なんてこともある気分屋な腸の持ち主なので、これは是非調べなければ!と記事にまとめてみることにしました。

今回は特に有名な1301株とシロタ株に絞って、どちらを選べばいいのかのポイントもご紹介します♪

目次

1301株とシロタ株の違いってあるの?

では実際にどう違うの?と思われる方もいるかもしれませんが、厳密にいうと、そこまで多くの違いはありません。

あくまでどちらも同じカゼイ菌ですからね。例えるなら同じ日本人でも地域で方言や習慣が違うくらいの認識かと思います。

…て、こんなこと言ったら専門家の方に怒られるかもしれませんが、調べた結果はそこまで違う様子ではありませんでした。

あえて言うなら『解明されている効果』と『保有している会社』この2つくらいかと思います。

ではその肝心の効果がどう違うの?というところを、少し掘り進めて行きたいと思います。

1301株とシロタ株で改善される多くの効果

カゼイ菌には数種類の株があるとお話しましたが、共通の働きとしては大きく4つあります。

  • 生きたまま腸に届く
  • 小腸で活性化する
  • 死んだ菌も効果がある
  • 副作用はない

生きたまま腸に届きやすいどころか死んでいても効果があるということは、飲んだら高確率で効果がでやすいということですね!

なにより副作用がないという点も、お薬として処方される理由の1つとなっています。

そしてカゼイ菌は乳酸菌の中でも初めて生きたまま腸まで届くことが確認された菌(1930年)なので、研究がとても進んでいるんです。

ではまずは最初に1301株の効果から説明していきたいと思います♪

1301株の効果

胃酸などの消化酵素に特に強く、死滅せずに腸に届く、日清ヨーク株式会社が開発した乳酸菌です。

主な効果としては、腸内を善玉菌が増えやすい弱酸性に保つことが知られています。

実はあまり医学的な研究は多くはされてはおらず、効果としてはまだまだ未知数な株です。

そんな1301株の数少ない研究データで証明されている効果は2つあります。

それは、整腸作用と便秘改善効果です。

【整腸作用】

腸内環境が改善されるということは、善玉菌が増え、悪玉菌が減った状態のことを言います。

1301株を含むカゼイ菌の多くはこの作用を促してくれます。

善玉菌で有名なものといえばビフィズス菌ですが、研究の結果1301株の含まれた飲料を飲んだことで、便のビフィズス菌の数が増えたことが確認されました。

善玉菌が増え悪玉菌が減少すると、有害物質が減少するため、便秘や軟便はもちろん、なんと肌荒れやニキビ、口臭までも改善されるんです!

他の乳酸菌も善玉菌を増やす効果はありますが、「消化酵素に強い」としっかりとした研究成果で表されているので、より効果が期待されるというわけですね。

【便通改善効果】

上に書いたとおり、善玉菌が増え悪玉菌が減少することで、便秘予防や改善が期待できます。

しかし、そもそもなぜ悪玉菌が増えると便秘になってしまうのでしょう?

実は悪玉菌が吐き出した有害物質のせいで腸内の動きが悪くなり、便を排出する動きに支障が出てしまうからです。

しかも1度便秘になると、たまった便やガスで悪玉菌が増殖しやすくなり、さらに便秘が悪化してしまうという負のスパイラルに陥ってしまいます。

便秘がなかなか改善しないのはこのためだったんですね。

だからといって下剤を安易に多用すると、せっかく生き残っていた善玉菌まで流れ出てしまいます。

便秘改善には善玉菌を増やす乳酸菌がピッタリなんです!

シロタ株の効果

ヤクルトに含まれていることから「ヤクルト菌」とも呼ばれており、最初に言っていた初めて発見されたカゼイ菌というのがこのシロタ株なんです。

実は初めは医薬品としてヤクルト本社より開発された乳酸菌で、予防医学に有効だとしてかなり詳しく研究が進められていました。

ですので、現在わかっているだけでも効果がたくさん発見されています!

  • 整腸作用
  • 便通改善
  • 睡眠改善
  • 免疫力向上
  • アレルギー症状改善(花粉症やアトピー、喘息など)
  • 血圧降下作用
  • ピロリ菌の増殖と定着の抑制
  • 抗変異原性(ガンの原因などの物質を減らす)
  • インフルエンザウイルスの減少
  • 大腸がん、乳がん、膀胱がんの予防

などなど、本当に薬のような効果ばかりですよね!しかも副作用がないとか凄すぎます。

これを全部解説するとなると、研究データまみれの辞書のようになってしまうので、1301株と同じ効果の「整腸作用と便通改善効果」や研究結果そのままのような物はここでは割愛します。

今回は「睡眠改善・免疫力向上・アレルギー症状改善」について説明していきますね♪


【睡眠改善】

皆さんは、緊張やストレスでお腹が痛くなったことはありませんか?

昔から脳の影響は腸に伝わるということが経験則的に考えられていました。

ですが最近はその逆もありえるという説も提唱され始めています。

それは「腸の影響が、逆に脳に影響をもたらす」ということです。

だから便秘になるとイライラしやすくなるんですね。

つまり、腸がきれいになれば脳へのストレスが減るため、結果睡眠の質が向上し、ぐっすりと眠れるようになるのです。

なかなか寝付けなかったり、いくら寝ても疲れがとれない…なんて人は、睡眠の質が落ちている可能性があるので、ぜひ試してみてくださいね。

【免疫力向上】

シロタ株は『マクロファージという病原菌を食べてくれる白血球を活性化させる』ということが研究により解明されました。

そして、マクロファージはNK細胞(ナチュラルキラー細胞)という白血球を刺激してくれます。

NK細胞とは、病原菌やガン細胞を極めて強い殺傷能力で攻撃してくれる、とても強い白血球です。

シロタ株が免疫力を向上させる仕組み
  1. シロタ株⇒マクロファージを活性化
  2. マクロファージ⇒NK細胞を活性化
  3. NK細胞⇒ガン細胞やウイルスを破壊

だからいろいろなガンの予防であったり、インフルエンザウイルスの数を減らしてくれたりしてくれるんですね!

【アレルギー症状軽減(花粉症やアトピー、喘息なども)】

そもそもアレルギーはどうして起きてしまうのかというと、簡単に言えば免疫システムのバランスが崩れてしまうからです。

バランスが崩れると、本来病原菌などに反応するはずの免疫が病原菌ではないものにも過剰に反応し、一斉に攻撃をしてしまい、鼻水や涙、くしゃみ、炎症を起こしてしまうんです。

シロタ株は先ほども言ったとおり、免疫機能の司令塔マクロファージに作用します。

それだけではなく、免疫機能のバランスを整え、アレルギー原因物質の増加も抑えてくれます。

実験では、予めシロタ株を接種していたマウスは、アナフェラキシーショックの症状が軽減されたという報告がありました。

アナフェラキシーは生死に関わる重篤な症状なので、これは凄い発見です!

話は変わりますが、小さい頃にアレルギーだったのに、大きくなるにつれてアレルギー症状がなくなるという話、聞いたことはありますか?

理由はいろいろとありますが、その1つに、成長するごとに免疫機能も成長し、症状が出なくなるからなのだそうです。

そして腸内細菌の善玉菌などの有用菌が増えると、免疫機能が発達するとの研究結果があるため、そのおかげでアレルギー症状が発現しなくなるのではないかと言われています。

そしてこの報告を見てハッと思い出したことがあったのですが、実体験を通してこの結果はすごく納得してしまう内容でした。

私の娘がまだ1歳すぎの頃、喘息や胃腸炎で毎週のように保育園から帰って来るくらい病弱な子だったんです。

その事をヤクルトレディーの友達に相談すると「ヤクルト毎日飲ませると病気しなくなるよ!」と言う話を聞きました。

セールストークだとは思いつつ、わらにもすがる思いで毎日1本ヤクルト生活を始めたんですが、これがもう本当にすごくて!

2歳になる頃には、喘息どころか全く風邪を引かない元気っこに成長したんです!

それ以来ヤクルトは飲ませてませんが、7歳になる今も、年に1回風邪を引くか引かないかくらい元気に育ってます。

1年くらいしか続けてなかったんですが、それだけでもこんなに効果があったので、アレルギーや病気がちでお困りの方は、ぜひ試してみてくださいね♪

乳酸菌を摂る最適なタイミング

乳酸菌と効くとヨーグルトなどが想像しやすいと思うのですが、朝食やおやつのイメージがあるかもしれません。

でも、実際はいつ食べるのが1番効果的なんでしょうか?

もちろん朝も昼も夜も食べることで、乳酸菌を摂り入れる機会が増えることは、単純に回数が増えるので効果が期待できるのは間違いありません。

乳酸菌は腸内にずっと留まることができないので、こまめに摂取することは有効的だと言えます。

ですが、あえて1つに絞るとすると「夕食後」が1番適しているんです!

と言うのも、腸や胃などの消化器官は寝ている間に活性化するため、その間に乳酸菌が補なわれることで、より効率よく腸がキレイに磨き上がります!

また、どうして夕食”前”ではなく”後”なのかというと、カゼイ菌は総じて消化酵素に強いとは説明しましたが、基本的に乳酸菌は消化酵素に弱い菌です。

ですので、消化酵素が食べ物や飲み物で薄まる、食後が1番適していると言えます。

ただし甘みをつけるための砂糖や果物などを摂取しすぎると、カロリーの摂りすぎになりますし、寝る直前のカロリーは太りやすいので、糖分の取り過ぎには十分に気をつけましょう。

乳酸菌と一緒に食べるとオススメの食品

乳酸菌はそれ単体で摂取するより、効果を上げてくれる食品があります。

それは「オリゴ糖と食物繊維」です。

オリゴ糖や食物繊維は、乳酸菌やビフィズス菌といった善玉菌の餌となってくれるので、より効率よく増えてくれるというわけです。

ヨーグルトの甘みを『砂糖からオリゴ糖や果物に変える』や『夕食にサラダなどを食べた後で摂る』などすると良いでしょう。

美味しく乳酸菌を摂取するためにも、いろいろ工夫してみるのも楽しいですね♪

1301株やシロタ株の乳酸菌飲料を2つご紹介♪

1301株やシロタ株の説明をたくさんしてきましたが、実際何に入っているかわからないと摂取は難しいですよね。

実はよくスーパーで売っている身近なあの乳酸菌飲料にたくさん含まれていました。

1301株はピルクル、シロタ株はヤクルトに含まれています!

どちらもだいたいのお店で売っているので、お求めやすくて助かりますね。

ではそれぞれの商品について、少し説明していきたいと思います。

1301株はピルクル400に400億個以上

1301株は、ピルクルに含まれている特定保健用食品の乳酸菌です。

ピルクルの魅力はなんと言っても、安くて紙パックの大容量が買えるというところですね!

実は1301株の研究があまり進んでいないのも、これが理由の1つだったりします。

というのも、医療目的ではなくて「思い切りゴクゴク飲める乳酸菌飲料」がピルクルの目指した形だからです。

ただし、シロタ株の研究成果は、カゼイ菌全般の研究成果として表示されていることもありますので、実際のところ1301株のポテンシャルは未知数です。

もしかしたらシロタ株を超える何かがあるかもしれませんが、調べる手立ては現在のところありません。

単純計算ピルクル400は400億個入っているので、それだけでお得な感じですが、1つだけ注意するべき点があります。

ごくごく飲めることを目的とはしていますが、実は500mlのピルクルのカロリーは338kcalもあるんです!

コンビニのジュースな感じでうっかりストローを刺してごくごく飲んでしまうと、チーズバーガー310kcal以上のカロリーを摂取していまします。

これは相当危険ですね…恐ろしい。

どうしてこんなにカロリーが高いの?と思い、パッケージ裏の1日摂取量を見てみると、なんと1日65mlとヤクルトと同じ摂取量が書かれていました。

つまり500mlはだいたい7日分だったというわけです。

500mlのピルクルを買う場合は、賞味期限に気をつけて家族皆で飲むといいかもしれませんね♪

シロタ株はヤクルトに200億個以上

シロタ株はヤクルト菌と呼ばれているくらいなので、ヤクルトに含まれている特定保健用食品の乳酸菌です。

普通のヤクルトの他に、ヤクルト400やヤクルト1000、その他にも様々な食品展開をしているので、金額や用途に合わせて選べるのがいいですね。

シロタ株はしっかりとした研究成果がある株なので、病気の予防やアレルギーの改善など、目的をもって始めたい人にオススメです。

1日の摂取量は65ml。ちょうど小さいサイズの1本分になります。

身体に良いからとたくさん飲むぞ!となっても、実は1本50kcalなので、4本も飲めばおにぎり1個分のカロリーに相当します。

たくさん摂取したい場合は、ヤクルト400や1000など、1本で多くの乳酸菌をまかなえる物を選ぶのがいいかもしれませんね。

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ピルクルとヤクルト、あなたに合う乳酸菌の選び方!

両者の良い点悪い点を述べてみましたが、結局どっちを選んだら…とまだお悩みの方もいらっしゃるかと思うので、指標としてまとめてみることにしました!

ピルクルヤクルト
・お腹の健康を目的としている人    
・安価でたくさん量を買いたい人
・家族皆で飲みたい人
・医学的改善を求めている人
・確実な研究結果があった方が安心な人
・いろんな種類から選びたい人

上記のように指標を出しましたが、人によって腸内環境はさまざまです。

つまり、有効な乳酸菌も人によってさまざまなので、とにかく試してみることが自分に合っている乳酸菌を探すのに1番オススメの方法です。

といっても、腸内環境は1本飲んだからといって劇的に効果は表れません。

2~4週間できるだけ毎日続け、効果が表れるかどうか様子を見てお試しください♪

まとめ

  • 1301株とシロタ株は、どちらも腸まで届く乳酸菌のカゼイ菌の仲間
  • どちらも整腸作用と便秘改善効果があるが、シロタ株の方がたくさんの医学的研究結果がある
  • 夕食後に摂取するのが1番効果的
  • オリゴ糖や食物繊維と一緒に食べると良い
  • 人によって腸内環境は違うので、2~4週間試してみるのが良い
  • ピルクル(1301株)は、安価でお腹の健康増進目的
  • ヤクルト(シロタ株)は、確実な医学的改善目的

1301株とシロタ株。

どちらも善玉菌を増やしてくれるとても強い乳酸菌ではありますが、いくら摂取しても腸に留まることはできません。

定期的に自分にあった乳酸菌を摂取して、お腹から元気な毎日を過ごしましょう♪

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この記事を書いた人

初めまして!愛弥(まなみ)と申します。
管理栄養士歴16年。老人ホームや保育園で調理や献立作成、栄養相談なんかもしていました。
7歳の娘と8歳の息子との4人暮らしで、食わず嫌いの子供たちと格闘中です。残さず食べてくれ…と願いながら日々ご飯作りをしています。

食べ物のことや子育てのことなど、身近の気になることをどんどんお伝えしていきます♪

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